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マンション管理と運営

マンションの排水施設
マンション管理マニュアル引用

    排水の図
     マンションの各住居で使われた水(雑排水)や汚水は、雑排水管や汚水管を通って、浄化槽または下水本管に排出されます。
     そして、雑排水管や汚水管の中での流れをスムースにさせるために中の空気を逃がしてやらなければなりませんが、そのための通気管が設けられます。材質は、鋳鉄製、硬質ビこ一ル製などが多いようです。
     それらの役割と管理について以下に説明しましょう。


    1.汚水管

       主として大、小便といった汚物を流す排水管です。
       管の内径は90〜120mmと太く、一般的にに禁じられているような異物を流さないかぎり、詰まりを生じることはほとんどないといわれています。

    2.雑排水管

       台所、洗面所、浴室などの排水を流す管です。
       専用部(室内)は雑排水ヨコ引管を通して排水が流れるのですが、最近は食生活で油脂分を使用することが多く、種々の詰まり現象が起きやすくなっていますので、1年に1同程度の清掃をしているところが多いようです。

    3.通気管

       汚水がヨコ引管を通り、タテ管に流れ込んだ際に、タテ管内の空気が逃げ場を失ってゴポゴポという音を出したり、一部的に流れが悪くなったりするのを防ぐ目的で空気の逃げをよくするために設けられるものです。
       そのため、通気管の出口にゴミがたまったり、雀の巣ができたりして通気をさまたげられると、空気の流れが悪くなったり、ゴポゴポという音がしたり、”流し”の下のトラップの水が吸い取られて室内に悪臭がでたりすることにつながります。

       最近では一管方式として比較的太い管と排水コアーを用いて、排水と通気の機能をもたせる配管方法が開発され、新しいマンションや修繕での取り替えでパイプスペースの関係から図のような三本を一本にしているところもあります。

    4.浄化槽などの処理施設

       公共に下水道が完備している場合は、汚水も雑排水も下水本管に放流されますが、それ以外のところでは、浄化槽などの排水処理施設を設け、規定の水質まで浄化したあと放流します。
       浄化には好気性あるいは嫌気性の微生物を利用しますが、この微生物をうまく育てていくことが規定の水質にするポイントといわれます。
       法的には半年に1回の点検が義務づけられていますが、管理組合として月に1〜2回程度の点検と処理を専門業者に依頼するようにしたいものです。
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